碑衾、Hibusuma...それは小籠包の発祥!!

2018年4月になりましたネ~♪ チト前までは雪降ってたのに、桜が咲いて、そして散り...そしてそして新緑! 力強い新緑の季節到来デース(^_-)-☆

ま、そういう訳で『小籠包』が食べたい♪

...流れでネ...はい、高橋良司大先輩が活躍しているHibusumaにGO!!!

小籠包の発祥は、上海豫園では無かった! ・・・古猗園・・・!?

https://ameblo.jp/ks-management/day-20171103.html

ご興味ある方は上リンク見て下さい(^_-)-☆

 

あらあら、ペロペロな顔の俺と大先輩...ま、今回は夜、というのは興味ある素材での料理がありまして...あまりお目にかかれないので、ズーッと気になってましたんデス、楽しみだナァ~!!

「今晩は~、予約してました、シラトです!」

「・・・いっしゃいませ~、どうぞ、そちらへ...あ。アチラへ...。」

当日の電話で予約がとれたのでヨカッタな~と...窓際の隅でカップル的にはOKな席へのご指示をいただき着座...って、大先輩のお姿は見えません。ま、予約時にはいらっしゃる事をうかがっていたので、まぁいいかと・・・あ、コレコレ♪

夜メニュー登場デス。前回はランチでしたのでお願いして見せてもらった時に気になるメニューがありましてネ。酒ナシだったし...あ!、「白土さん、いらっしゃいませ!」

高橋良司大先輩が、降臨デス。だって後光がというか、ピッカピカですからネ~♪

ナンタラカンタラ。あーだーこーだーとご挨拶から、酒は紹興酒までのオーダーで、料理はお任せでご用意が数品あるというので「お願いしマース」と、なりました~(#^^#)V

 


メニューは写真入りで結構ありマス。ここでしか無いようなのは、後ほど解説しマース♪

上から砂肝。これはネ、仕入れは安いけど、ちゃんと仕込まないといけないのデス。シャリシャリ系にするか、ハム的食感にするかで仕込みが変わる...ハム系でした、旨しデス。枝豆は酒粕漬けで、これがネ~、韃靼的風味が出ているので...紹興酒、ロック、しかも台湾の天然醸造酒の10年!・・・って、頼んで無ぇ~し・・・まぁ、冷菜が出る前から実は飲んでましたが(笑)!「大陸ではなくて台湾のが日本では本来の味だろ!」と高橋大先輩の目が語ってマス。・・・まぁ、そりゃそうなんですよネ、だって、紹興酒を戦後日本で広めたのは、台湾ですから。まぁ、ネーミング定義の問題はあるのですがネ(^_-)-☆

出た~、デマシタぜい、クラゲ~♪ 厚さ薄めの幅広で葱油をかけての...ではなくて、黒酢加えてのモミモニしてからの、葱油で姜糸というか細い拍子切りですナァ~。葱油と唐辛子で瞬間の辣油は・・・ウマシ~♪

気になってたノの一つ。丁香花生は「シラスとピーナッツの炒め」デス...台湾屋台では定番の一品。これが...ハマリます、旨いからネ。小さい魚が放つ特有の臭みはナシ、これはソウルフード的な存在なのでしょうネ!

これが、秀逸! アガサカツラとかフジミナ(藤三七)とか言うらしい...ま、「川七」だけどネ~。早速、いただきマス...このヌメリ感、そして癖の無さ...ツルムラサキ系だからこそのヌメリ感。そしてグビーっとネ(^_-)-☆


豚の角切り煮込みであって、トンポーローではない...かナァ~♪ 

 

キタ!、Hibusuma小籠包が登場~♪ コチラが、あの上海観光では行っていなければオカシイでしょうという大定番の「豫園」で、コレを食べなければ上海に行った事にならない小籠包を世界中に広めたと言われる南翔小籠店の創業者である呉翔升氏が修行した「古猗園餐庁」の小籠包なのデス。高橋さんは何度も交渉したそうデス。願い叶って料理人招聘し、目黒の碑衾(ヒブスマ)...そうなんデス、「ひぶすま」とは地名なのデス、目黒区のネ。知りたい人は自分で検索~!

 

饅頭から始まった古猗園は、人気店に急成長...が、真似をする店が多発して...って詳しい事は、このページ上部のリンクを参照下さいm(__)m

 

出たヨ、この形状が原型なのでしょうネ~。『南飯北麺』南は米で北は小麦という事なのデス、中国では。ところが、ショウロンポーだけはそうではない。南側で、しかも信仰の上海の名物...というか江南地域発祥となっているのが(開封から始まったという説もありますがネ~)、とても不思議デス。まぁ、拙い知識で考えてみると北宋から南宋という流れを唱えているのが、「中国の食文化研究」という三部作(山東・北京・天津)の中で言われているのデスが、通常のパターンでいうと南で首都を持つ国が北の脅威により、抑制のための遷都になるのデス...ところが、逆パターン! ま、宋の時代に北から南へ、小麦文化が入ってきたという事でした。そしてそれは小麦だけで練るのではなくて、南側の米も関連して来ます。結果として...あ~、すんげぇ~長く、違う話になるので事情説明は別の機会しますネ~m(__)m

原型の旨さ、しっかり頂戴しました。食べ方ですが、そのまま口に放り込むが正しいんですよ~! ...エー、熱いよネ~、ですか? 蓮華に乗せて皮に穴を空けて、スープを飲んでから食す...そう、思ってマスか!? シンプルに考えましょう、なぜ、肉汁なのかスープなのか、コレは結果論。んで、どう食べるかでビックリする...穴開けたら意味ないでしょうよ、口の中に放り込んで噛んで潰すから液状のモノが破裂して、新体験となるんでしょうが!! だからこその旨さ、醍醐味となるのデース(^_-)-☆

 

美味しくいただきました。コレが原型なのデスねぇ~。南翔小籠、そして鼎泰豐、さらに京鼎楼、名店はイロイロありますが、東京は都立大学駅下車のコチラにその原型がある事は、あまり知られていない(^_-)-☆


高橋良司先輩、ご馳走様でシタ~。またうかがいマース...でも、今度は自分でメニューを選びたいと思いますので、よろしくお願いいたしまーすm(__)m☆!

 

★ Hibusuma https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131702/13017685/

 


和魂華才、俺のCHIなサロン!

日本の中国料理についてのこれまでの知識、そしてこれからの情報を自分なりにまとめて発信しマス! ご興味ある方はぜひお付き合いいただければ幸いデース(^_-)-☆